悦子のベルリン便り

今、べルリンは天候の変化が激しく、晴れているかと思うと突然の雷雨になったりで、うっかり外出するとひどい目にあいます。

雲ひとつない好天のある日、自転車で遠出したのですが、途中で天気が急変し、激しい雨に見舞われました。 ベルリンは日本と違って自転車をそのまま電車に乗せて運べるので、電車で帰れば良かったのですが、路線図を見たら乗り換えありの遠回りで面倒になり、土砂降りの中、自転車で帰りました。びしょぬれ...

おかげで翌日は風邪をひき、寝込むはめになりました。

今日も快晴、でもまだ風邪が治ったばかりなので、今日は自転車に乗らずに近所を散歩しました、 アトリエから10分ほどのChristinstr.(クリスティン通り)を歩いていると、道端にさくらんぼが沢山転がっていて、「もったいないな、誰が落としたんだろう、拾って洗えばよいのに」と思いつつ上を見上げたら、なんと、さくらんぼの実がなっていました。

さくらんぼ大好きな私なのにさくらんぼの木を見たのは初めてでした。

ジャンブしても届かず通りかかった背の高い若い男の人が笑いながら実つきの枝を取ってくれました。 甘酸っぱくて美味しかった。

今、ベルリンは夜の10時になっても昼みたいに明るく暖かくなり、夕方になってからアトリエから歩いて5分ほどの近くの広大な公園(フリードリッヒスハイン)に行きました。

 200年前に公爵の狩猟地として作られ公園中央には小高い円形状の石で囲った丘があり、戦時は防空壕として使われ終戦時にはすべて破壊され焼け野原となったのを整備して広大な池、広大な芝生、広大な森、 小高い丘があり立川の昭和記念公園が小さく感じられるほどです。
山の多い日本から来るとベルリンは山がなくまったくの平地なので時々その公園の小高い丘に登ってはちょっとした山登りの感触を楽しんでいます。
 小高い丘と言ってもせいぜい100メートルほどの高さだけど、、。
 変わった風景に出くわしました。さて白く見えるのは何でしょうか?
なんと、タンポポの綿毛です。

 丘を登る道すがらビッシリと雪みたいになっていて
エッこの暖かい季節に雪が残っていたのと一瞬目を疑いました。
風が吹くとフワフワと宙に漂い、花粉症の人にはきついかも、

 

 

 

Berliner Dom u.Fernseetrum : Foto.jin
Berliner Dom u.Fernseetrum : Foto.jin